お芝居

仕事終了後池袋で芝居見物。
大きさ的にはこじんまりとなかなかいい感じで、前三列目くらいで座布団に座って観劇。
昨日は829たんが最前を希望したという話らしいけど、自分は余裕を持ってみたいのでちょうど良かった。
タイトルを聞いて古事記のアレかなと一応思い出せたそんな文学部出身。


内容的には
 結局、基本的に全員が女医さんの患者というか被験者。
 最後は望みをそれぞれに選択させた。
と言う感じでいいのかな?
最終的な設定は
 主人公(既に死亡、暗示能力者)
 主人公の友人(色覚異常
 主人公の仮の父(元研究員、既に死亡)
 主人公の仮の母(父の奥さん)
 調査員男
 調査員女(福島弁、埼玉の敵)
 博士女(途中死亡)
 研究員男(父の記憶を移植)
 研究員女(福島弁、途中で博士の記憶を移植)
あらすじは
 とある研究機関の出先で博士が記憶に関する研究を完成。主人公の能力とあわせ不死っぽいものを生み出す
 ことに成功。
 過去に主人公は自分を必要とするものを望み、父と母を暗示によって得る。しかし父は既に死んでいる人で
 研究により生き返る。他者に記憶を移植しただけだが、主人公の暗示によって周囲には当人に思わせている。
 研究員の本社の調査員が潜入。主人公の友人も登場し自分を捨てたと思った主人公を憎む。
 何だかんだあって調査員が博士を殺す。博士、記憶を移植。
 記憶の移植は完璧ではないので色々と齟齬が生じ始める。
 博士による謎とき。
 それぞれが望みをかなえ元に戻る。


で、自分が疑問に感じたのは
 主人公の友人は自分が主人公を弔っているのに何故主人公がいることを疑問に思わずに憎んでいたのか?
 自分を置いて死んだ事に対して憎むというのも変だし、暗示・・・はあの展開からするとかける意味がないと思われるし、この子は死んでないから記憶の操作もないよね。
 あと、記憶を移植している時に元の人間が自分は誰か別人になっている事をおぼえているみたいなんだけど、それはどーよ?
 主人公は既に死んでいた訳だけど、暗示能力は記憶を引き継いだだけの別人にも引き継がれる物なのか?それと主人公だけバグが出ないような感じだったのは何故?
 


感想としては、まあ、↑のように細かいツッコミ所とかあったんだけど、設定はよく考えられているし、
福島弁対決とかあって楽しめた。
AVGとかでこういった複雑な設定のやつとか多いし自分は結構理解できたと思う。
その分↑みたいに色々言いたがるけど。(^^ゞ
むしろもっと超常的なものかと思った。神とかそんな感じの。暗示能力とかありえない医学力はあったけど。


ただ、無理に複雑にしすぎているようにも思えたね。
なんつーか、CLAMPの作品みたい。
結果だけ見ると単純なんだけど、そこにいたるまでが必要以上に煩雑な感じ。
もう少しテーマが伝わりやすい方がいいと思うけど、そうすると芝居の構成として詰まらなくなるのかもしれんね。
この辺は素人なんでにんともかんとも。


終了後は主演の方にご挨拶。
昨日829たんが如何にダメダメだったかで盛り上がる。



嘘。
普通に何やらの御礼など。
「○ちゃんを応援してください」と諭される男二人。(^^;