読書

ローマ人の物語」は-迷走する帝国-まで読了。
国が成熟する代わりに自国の軍事力が低下して周辺民族に侵食される下りとか中国の北宋末期に似ているね。
洋の東西を問わずという感じ。
国として成熟すると天才が現れにくい気がする。
潜在的に存在していても世に出られない。
全体のレベルが底上げされて誰がやってもソコソコ形になると、圧倒的な能力を必要としない、もしくは避けるようになるのかな。
出る杭は的な。
あと、満たされていると目の前だけを見るようになるというのもある気がする。
しかし、皇帝を簡単に殺しすぎだろ(^^;
内部の自浄作用が働かないのも典型だよね。
北宋岳飛とか有能な人を自分達で消してしまうのとか。