芝居

ネタバレ的なものがあるよ。




金瓶梅」・・・まごうことなくクロジの芝居でした(笑)
潘「金」蓮・李「瓶」児・龐春「梅」 で「金瓶梅
女性のドロドロ劇。
そう考えると「金瓶梅」ってうってつけの題材だよね。
一応、中国文学を専攻していた身として楽しみにしていたんだけど、上手くまとまってるなと。
見終わった時になんとも言えない重苦しさはありますが(笑)
まあ、基本的には自分のこと以外考えていないクズ人間の救われない生き方だよね(^^;
舞台は宋の時代だけど、書かれたのは500年くらい前の明だったかな。
その頃の社会的な世相を反映しているんだろうけど。
原作は本当に酷い話だからなぁ。


登場時の武松の軽いキャラに笑いそうになった。
早々に退場した武大がいい味出してた。
素手で虎を殺す武松が剣を持っているのは頂けないと思った。
纏足って言われても意味わからん人多いんじゃないかと。アレって子供の頃に縛らないと意味ないよね、とか突っ込み入れたくなる史実脳←
濡れ場が多くて全編を通して自分みたいなお子様には刺激が強かった^^
芝居中に腹が鳴りそうで焦る。
実際に自分以外の人から聞こえてきて苦笑い。
2時間以上あって年寄りには結構キツメ(^^;


ちなみに武松と潘金蓮については北方先生の「水滸伝」が好き。


終演後は物販で前公演の「エンガワのクラゲ」のDVDを購入。
物探エリアに舞以ちゃんがチラシで着ていたワンピースが飾ってあって笑った。
購入後帰ろうと階段の当たりに行った所であきやまさんが丁度出てきたので軽くご挨拶して撤収。