読書

項羽と劉邦」読了。
上、中巻は結構忘れていたなあ。
新鮮に読めた。
紀信と周苛のくだりはよく覚えていた。


歴史というのは良くできているわ。
終わってみると偶然なんてなく、全て必然。
鴻門の会で劉邦が殺されなかったこと、それ以前に張良劉邦に出会っていたことも、更にそれ以前に項伯が張良に救われていたことも。


本人は基本ボンクラだけど、優れた人材を使いこなす能力を持った「将に将たる器」のTOPって日本にはいないよな。
つか中国でも少ない。スケールダウンするけど劉備くらいか?
世界的に見てもほとんどいないような。